「美しい多摩川フォーラム・環境セミナー」
武蔵野市民の森「自然体験館」にて

 美しい多摩川フォーラムでは、平成21年10月17日(土)、東京都青梅市二俣尾・武蔵野市民の森「自然体験館」において、環境セミナーを開催しました。

 今回のセミナーは、奥山文弥先生(東京海洋大学客員教授、当フォーラム・アドバイザー)が、釣り人の立場から多摩川の魚の生態と水環境を観察し、「多摩川釣り観察・さかなが教えてくれること」(釣り人社)を、財団法人とうきゅう環境浄化財団の助成により発刊したのを機に開催されたものです。

 講師の先生には、多摩川に関する各分野で第一人者としてご活躍されている4人の先生をお迎えしました。

釣り人社から発売中
講義の内容
【その1】

「釣り人の視線から見た多摩川の環境」
奥山 文弥先生

(東京海洋大学客員教授、当フォーラム・アドバイザー)
【その2】

「多摩川における魚道の意義〜魚道設計者の立場から」
西谷 隆亘先生

(法政大学名誉教授)
【その3

「多摩川における淡水魚類の課題」
君塚 芳輝先生

(淡水魚類研究者)
【その4】

「多摩川の教育河川としての役割と今後の課題」
山崎 充哲先生

(ガサガサ水辺の移動水族館館長、当フォーラム運営委員)
セミナーの様子
 当日は、日頃から多摩川や多摩川の生態系、またそこに棲む魚に関心のある方々が参加され、4人の先生方が繰り広げる講義に熱心に耳を傾けていました。

 質疑応答の場面では、当フォーラムで活動を展開している「稚アユの放流事業の是非」についても議論が及び、専門の立場から、「稚アユの放流」は取り止めた方がよいとの見解が示されたほか、ふだん馴染みのない魚道や多摩川の水環境についても、専門的なお話を分かりやすく解説して頂きました。
 今後、当フォーラムが環境面の事業活動を展開していく上で、大変参考になりました。

 今回ご講義を頂いた4人の先生方、貴重なお話をどうも有り難うございました!
奥山先生  山崎先生  君塚先生  西谷先生

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