本文へジャンプ



 第8回 多摩川一斉水質調査結果報告(速報)(平成27年6月19日)

 美しい多摩川フォーラムでは、平成27年6月7日(日)、「第8回多摩川一斉水質調査」を実施し、多摩川の源流域(丹波山村・小菅村)から下流域(東京湾河口)までの本・支流75ヵ所(内15ヵ所は前日に実施)で、簡易調査キットを使い、COD値(化学的酸素要求量の略:有機物による水質汚染の程度を示す指標で、水が有機物で汚れていると数値が高くなる)を調査しました。また、COD調査に続いて、連携先の市民グループが、水中の無機イオンの総量を示す電気伝導率や水の濁りの程度を表す濁度を、専門の計測器等を使って調査しました。
 フォーラム会員(採水班・調査班)ほか外部連携先を含め総勢100名を超える方の協力により、無事、水質調査を終了することが出来ました。最終的な調査結果(確報)は現在集計中ですが、例年どおり11月に公表する予定です。

 なお、電気伝導率、濁度の測定結果は、9月頃にまとまる予定です。

多摩川一斉水質調査の模様
75ヵ所の採水地点のひとつ、釡の淵公園付近の川原で採水する渡邉環境清流部会長(右から2番目)をはじめとするメンバー。
奥山アドバイザーが、大きなビーカーで多摩川の水を採取。
採取した水の水温だけでなく、その日の外気温も計ります。
水を採取したら、水質調査会場へ。今年も青梅信用金庫本店1Fギャラリーをお借りしました。
採取した水を受付に渡し、採水班の役目は終了。調査班にバトンタッチです。
次々に届く水を、採水番号順に並べます。
調査キットを用いて、COD値を測定する参加者の皆さん。
測定の様子に、子どもたちも興味深々です。
会場の一角では、市民グループによる電気伝導率や濁度の調査も行われました。
電気伝導率は、COD値の測定とは違い、まるで化学実験のように、本格的な計測器が使用されました。
1.第8回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)マップ
 
  地図をクリックすると拡大した地図がご覧頂けます。
2.第8回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)データ
   



(参考) 水質調査等の方法