青梅市二俣尾「武蔵野市民の森」自然体験館前にて
 平成23年8月6日(土)、美しい多摩川フォーラムでは、サンケイリビング新聞社(リビング多摩)と協力し、「夏の思い出たくさん作ろう!」と題した夏休み親子イベントを、青梅市二俣尾「武蔵野市民の森」自然体験館で開催しました。

 この企画は、リビング多摩が多摩の豊かな自然に親しみ、次世代に残したい自然を発掘し守っていく「多摩みどりクラブ」事業の一環として行っており、今回、当フォーラムの全面協力の下、実施しました。

リビング多摩(2011年7月16日号)

 受付会場のJR青梅線・二俣尾駅前には、2歳の子どもをはじめとして、17組47名の子どもたちと保護者が集合し、会場となる自然体験館へ向かいました。
 主催者の開講挨拶のあと、当フォーラム環境清流部会長・福田珠子さんが、森の現状や保全について、写真やスライドを交えながら、とても分かりやすく解説されました。

 続いて、子どもたちが楽しみにしていた「森林探検」に出かけ、山に植林されているスギ・ヒノキや、様々な植物・昆虫などを観察しました。山から下りて来る際、水量の豊富な沢を見つけた子どもたちは、早速、水遊びを兼ねたサワガニ取りに夢中になり、洋服やズボンがずぶ濡れになるのも構わず、目を輝かせて楽しんでいました。

 昼食では、奥多摩の食材を使った「アースガーデン」特製の弁当が配られ、子どもたちは大きなおにぎりをほおばりながら、午前中体験したことを、一生懸命、親に話していました。
 その後、自然体験館指導員の濱野さんと一緒に、竹とんぼ、水鉄砲、花器を作るための竹材を切りに、竹林に出向きました。竹とんぼは、親子一緒に工作を行い、ローソクの炎を利用して竹をプロペラのように曲げて飛ばしました。
 子どもたちに一番人気があったのは水鉄砲で、「水を出すまでは難しかったけど、だんだん面白くなってきた。持って帰って家で遊ぶよ!」等の感想が多く、保護者からは、「普段は体験出来ないことが体験出来たり、自然の中で一日楽しく過ごせたので、夏休みの良い思い出になりました。」等の感想をいただきました。
 
 今後も、このようなイベントを通じて、「持続可能な社会のための人づくり(Education for Sustainable Development 通称:ESD)」を実践してまいります。
■イベントの様子■
主催者から開講のご挨拶。
当フォーラム・環境清流部会長の福田珠子さんによる分かりやすいレクチャーに、真剣に耳を傾ける子どもたち。
さあ、森林探検に出かけるぞ!
丸太で作られた大きな見晴らし台で、記念撮影。
さらさらと流れる水の音を聞きながら、みんなでサワガニ取りに挑戦だ!
自然体験館に戻り、家族で仲良くお弁当をほおばります。
午後は親子で竹細工にトライ!
自然体験館指導員・濱野さんから、竹細工について色々と教えていただきました。

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