青梅市・釜の淵にて
 平成27年8月29日(土)、美しい多摩川フォーラムでは、NPO法人青梅市カヌー協会、サンケイリビング新聞社多摩本部の協力のもと、「第3回大人のカヤック体験教室」を多摩川・釜の淵川原(青梅市)で開催しました。リビング多摩の募集記事の効果もあり、青梅市外から多くの参加者が集まりました(総勢25名)。

 当日は、朝から霧雨が降る、夏の終わりとしてはやや肌寒い天候になりましたが、チャレンジ精神旺盛な参加者が、青梅市・釜の淵市民館に集合しました。主催者を代表して、当フォーラム及川事務局次長の挨拶に続き、青梅市カヌー協会の田中理事長様からご挨拶をいただきました。その後、同協会のインストラクターによる「水辺の安全講習」があり、川の流れ方の特徴や川に潜む危険、川に落ちた時の対処法などを学びました。

 続いてライフジャケット、ヘルメット、ゼッケンを装着した参加者は、釜の淵川原に降りてカヤック講習を受けました。パドル操作は、練習では難なくこなしたものの、いざカヤックに乗って実際に漕いでみると、川の流れが速くて思うように操れず、バランスを崩して転覆してしまう参加者も多く見受けられました。それでも、インストラクターの適切かつ丁寧な個人指導により、参加者は徐々に思った方向にカヤックを操船することができるようになりました。

 講習を終えた参加者からは、「とても丁寧に教えていただいて良かった、またやりたい」、「毎年参加していて、今年は少し上達していると思ったが、まだまだだった」などの感想をいただき、大好評のうちに無事終了することができました。

■イベントの様子■
参加者の皆さんは受付開始時間より
かなり早めに到着。期待の高さがうかがえます。
及川事務局次長より主催者挨拶。
まずは座学で「川の安全講習」を受けました。
続いてライフジャケットとヘルメット、ゼッケンを
装着し、準備は万全!
参加者全員で入念なストレッチ。
大事なパドル操作も手取り足取りみっちり練習。
カヤックの乗り方・降り方も
真剣な表情で学びます。
少しドキドキしながら、重たいカヤックを
運んで、いよいよ川原へ!
講習で学んだ「川での安全確保」の内容を、
目の前の川で再確認。
色とりどりのカヤックに乗り込む参加者。
気を付けて、いってらっしゃ〜い!
初めはパドル操作が上手くいかず、
参加者同士で衝突する場面も。
転覆者も続出しました。
思っていたより難しいことを実感。
午後になると、かなり上流まで
漕いで行けるようになりました。
午前中で体力を使い果たした方限定で、
特別に2人乗りのカヤックに乗せてもらいました。
川を集団で安全に渡る方法も学びました。
足にかかる水圧は想像以上。
水温が低かったため、希望者のみ
川に流された時の対処法を実践で学びました。
丸太に流れ着くと水圧で抜け出せないことも体感し、
「大人のカヤック体験教室」は無事終了しました。
 

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