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 第10回 多摩川一斉水質調査結果報告(速報)(平成29年6月4日)

 美しい多摩川フォーラムでは、平成29年6月4日(日)、「第10回多摩川一斉水質調査」を実施し、多摩川の源流域(丹波山村・小菅村)から下流域(東京湾河口)までの本・支川75ヵ所(内15ヵ所は前日に実施)で、簡易調査キットを使い、COD値(化学的酸素要求量の略:有機物による水質汚染の程度を示す指標で、水が有機物で汚れていると数値が高くなる)を調査しました。また、COD調査に続いて、連携先の市民グループが、水中の無機イオンの総量を示す電気伝導率や生活用水に多く含まれている硝酸態窒素、リン酸態リンのほか、水の濁りの程度を表す濁度、水の色の程度を表す色度を、専用の計測器等を使って調査しました。
(電気伝導率、濁度・色度、硝酸態窒素、リン酸態リンの測定結果はこちらをご覧ください。)

 フォーラム会員(採水班・調査班)ほか外部連携先を含め総勢100名近い方の協力により、無事、水質調査を終了することが出来ました。最終的な調査結果(確報)は現在集計中ですが、例年どおり11月に公表する予定です。

 

多摩川一斉水質調査の模様
朝から晴天に恵まれ、絶好の採水日和となった4日(日)の早朝、平岡副会長(右端)とフォーラム会員の親子が、青梅市・吉川英治記念館下の採水を担当しました。
今年も青梅信用金庫本店7F大会議室を
水質調査の検査会場としてお借りしました。
採水を終えた会員が、
水と調査票を受付に提出します。
多摩川本・支川75ヵ所で採水された水。
簡易調査キットを使い、
COD値の測定を開始。
試験薬と混ぜた水の色の変化を
注意深く観察する参加者。
子どもたちも測定にチャレンジ。
渡邉環境清流部会長と連携の市民団体の皆さんは、本格的な計測器を用いて電気伝導率や硝酸態窒素、リン酸態リンほか濁度、色度を測定し、多摩川の水質を多角的に調査しました。
1.第10回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)マップ
地図をクリックすると拡大した地図がご覧頂けます。
2.第10回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)データ
データをクリックすると拡大したデータがご覧頂けます。
2.第10回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)グラフ
【図1】多摩川本川のCOD 【図2】多摩川支川のCOD

それぞれのグラフをクリックすると拡大したグラフがご覧頂けます。



(参考) 水質調査等の方法