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 第11回 多摩川一斉水質調査結果報告(速報)(平成30年6月3日)

 美しい多摩川フォーラムでは、平成30年6月3日(日)、「第11回多摩川一斉水質調査」を実施し、多摩川の源流域(丹波山村・小菅村)から下流域(東京湾河口)までの本・支川75ヵ所(内15ヵ所は前日に実施)で、簡易調査キットを使い、COD値(化学的酸素要求量の略:有機物による水質汚染の程度を示す指標で、水が有機物で汚れていると数値が高くなる)を調査しました。また、COD調査に続いて、連携先の市民グループが、水中の無機イオンの総量を示す電気伝導率や生活用水に多く含まれている硝酸態窒素、亜硝酸態窒素を、専門的な計測器等を使って調査しました。

 フォーラム会員(採水班・調査班)ほか外部連携先を含め総勢120名近い方の協力により、無事、水質調査を終了することが出来ました。最終的な調査結果(確報)は現在集計中ですが、例年どおり11月に公表する予定です。

 

多摩川一斉水質調査の模様
朝から晴天に恵まれ、絶好の採水日和となった3日(日)の早朝、平岡副会長およびフォーラム会員の親子と友人が、青梅市・畑中2丁目の採水を担当しました。
今年も青梅信用金庫本店7F大会議室を
水質調査の検査会場としてお借りしました。
採水を終えた会員が、
水と調査票を受付に提出します。
多摩川本・支川75ヵ所で採水された水。
簡易調査キットを使い、
COD値の測定を開始。
手順をしっかり確認しながら
3回の測定を慎重に進めます。
水温に応じて測定時間を変えながら
色の変化を確認しました。
渡邉環境清流部会長と連携の市民団体の皆さんは、専門的な計測器を用いて電気伝導率や硝酸態窒素、亜硝酸態窒素を測定し、多摩川の水質を多角的に調査しました。
1.第11回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)マップ
地図をクリックすると拡大した地図がご覧頂けます。
2.第11回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)データ
データをクリックすると拡大したデータがご覧頂けます。
2.第11回多摩川一斉水質調査結果(速報・75地点)グラフ
【図1】多摩川本川のCOD 【図2】多摩川支川のCOD
【図3】多摩川本川の電気伝導率 【図4】多摩川支川の電気伝導率

それぞれのグラフをクリックすると拡大したグラフがご覧頂けます。



(参考) 水質調査等の方法